コロナ禍をきっかけに人々が気づき始めた、
家族と暮らす毎日の、かけがえのなさ。家で過ごす時間の、ポテンシャルの高さ。
例えば、世界にひとつの木を、暮らしに取り入れてみる。
それだけで、これまで通り過ぎてきた日常が、どこまでも豊かになるはず。
そんな想いで私たちは、何百年もの時を
鳥取で生き抜いてきた木“だけ”を扱っています。
古来から山陰と呼ばれた日照時間の短い過酷な自然で、大雪にも、台風にも、
激しい寒暖の差にも、じぃっと耐え、苦労して生きてきた木。
そうした木の目はどれも、独特にうねっていたり、不意に縮んでいたり、
自由に穴が空いていたり。ひとつとして同じものはありません。
苦労しながらも、自分らしく踏ん張って、力強く生きてきた木だからこそ、
私たちの日々をじんわりと癒し、見守ってくれるような温もりが、自然と宿っています。
人間たちの不揃いな個性や、不器用な生き方すらも、肯定してくれているような気がします。
私たちがお届けしたいのは、鳥取の木を使った、ただの一枚板テーブルではありません。
いつか思い出になるような、かけがえのない暮らし、そのものです。
眠い目をこすりながら作ったミルクも、テーブルにこぼしちゃった離乳食も。
当たり前の日常すぎて、忘れてしまう。
急いですませた朝食も、数えきれない昼食も、家族が揃った夕食も。
当たり前の食卓すぎて、通り過ぎてしまう。
けれど2020年、私たちは、思い知らされました。
当たり前だと思っていたことは、ぜんぜん、当たり前じゃなかった。
家族とテーブルを囲めることは、ぜんぜん、当たり前なんかじゃなかった。
私たちがお届けしているのは、ただのテーブルなんかじゃない。
いつか思い出になるような、かけがえのない暮らし、そのもののはずだ。
なんの変哲も無い今日を、当たり前に通り過ぎてしまう前に。
どうか世界にひとつのテーブルに腰掛けて、
世界にひとつの今日を、満喫して欲しい。
ランドセルが届いた日も、25メートル泳げた日も、10回目の誕生日も。
世界にひとつのテーブルで祝って、かけがえのない日常を、愛でて欲しい。
いつか思い出になる、木のある暮らしを、忘れない。忘れて欲しくない。
たとえ世界が、どんなに変わっても。
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